「あたるにゴールドシール」と言われないように、、、、

そういえばこの前、靴とブレードを変えました。ブーツがもうボロボロになって足首のところが曲がっちゃってるため、いい加減寿命だろう、と。サイズが小さめになったので、合わせてブレードも変えました。

ついにコロネーションは卒業、ゴールドシールです。Pちゃん、こづー、ヨナなどが使っているようです。両方同時に変えたので慣れるにはもう少し時間がかかりますが、やはりモノが違います。氷への吸い付きが違う。

外観

外観としては、トゥピックはあまり大きくありませんが、高さがあり、エッジ幅が狭いです。しかも踵にいくにつれ細くなってるような。あと、より流線型になってます。

吸い付き

研磨したてというのを差し引いても、滑りがいいです。ちょっとひょうたんやっただけでツイーと進みます。最初は怖くて初めて氷に降りた初心者バリでした。そうだ、最初はこんな感じだったのだ、、、 幅が狭く抵抗が少ないからでしょうか、一歩の伸びが今までより各段に良くなります。エッジを倒しても最後まで抑えが効くのでより押せます。こう、ズリっと逃げたりしない。これが吸い付きの正体かも。また、多少荒れた氷でも問題なく滑れます。 そして、ターンがしやすい。流線形で接地面が小さいからでしょうか、少しの力を加えるだけで、スッとターンできます。これはいい。 これ履いたらコロが貸し靴みたいに感じるよと言われましたが、決して誇張ではないですね。まるで別物です。これはいいものだ。 まだジャンプは試してませんが、これをつければ2Lzも、、、なんてことはないですね。

「上級者用」ではありますが

横滑りがしない分ごまかしがきかず、ちゃんと乗ってないとスルッとバランスを崩します。正しく乗ればスピードは出ますが、正しく乗るにはそれなりの技量は必要。よく切れる職人用の包丁ですね。 とはいえ、あたしは別に上級者でもないですが、慣れればそこまで乗りづらいとは感じません。スピードを出し過ぎずに、しっかり丁寧に乗ってあげれば、むしろ滑りやすいです。

氷が荒れてくるとコロだとどうしても失速しがちでしたが、シールだと薄いのもあり、エッジに乗ってる限りちゃんと進んでくれます。 また、クロスの時のアウトが最後まで押せます。コロだと抜けがちだったところも、ブレードの高さもありエッジの抑えも効くので、より推進力が増し、加速力が増します。エッジが鋭いためストップがまだ慣れてないので、あまりスピードを出すと危険なので、そこそこにしてますが。

新しいブーツは固い

あと、ブーツが新しく固いので、今まで柔やわので慣れてたぶんまだ違和感があります。特にバックスケーティングやバックスリー。フォアはほとんど違和感はなくなったんですけどね。 逆に言うと、今までしっかりエッジに乗らないまま足首のくにゃっとした曲がりで誤魔化してたとも言えます。 足首がしっかりしてると、力をエッジに預けるというか、変に力まずにそのまま伝えることができます。支えが効く分、バッククロスでのアウトもより押せます。 固い分、あまり足首をきつく締めすぎると曲がらなくなるため、最初はある程度緩めに締め余裕を持たせた方がよいかも。

一つ上のグレードへ

もちろんコーチと相談の上ですが、数年滑ってブーツにガタがきはじめて、シングルジャンプをこなす程度まできたら、思い切ってシールやスター、パターンなどの上級者向けのブレードに変えるのもいいんじゃないでしょうか。 もちろん初心者のうちはその種のブレードは危険ですし使いこなせないのでコロあたりが無難ですが、早めにいいブレードに乗り換えた方が上達は早いと思います。着るものはどうでもいいですが、足元は良いものを。